日本最大のカルスト台地「秋吉台」の山麓で生まれ育った「秋芳梨」。土壌改良による徹底した栽培管理と昼夜の気温差の大きさが、みずみずしい梨を育てます。食べる1～2時間前に冷蔵庫に入れ、皮の内側の美味しいところを残すため薄くむいて召し上がってください。梨は新鮮なのが一番。購入したらなるべく早く食べましょう。

物産館内のシャーベット工房で毎日手作り。秋芳梨ならではの爽やかな甘さと酸味を生かして仕上げています。口に広がる香りも心地よく、後味もスッキリしているので何度でも食べたくなること間違いないです。

大きなもので1kgを超える大きさに育つ新高梨、ジューシーで糖度が高く、完熟すると芳醇な香りを放つ、永嶺さんの育てる新高梨も完熟してからの収穫にこだわっています。熟れた美味しさをそのままに感じてほしいと考えたのがシャーベット。高い糖度ながらもしつこくない新高梨の甘さはシャーベットに最適で、さらに果肉を残すことで、梨の美味しさをより楽しめるように工夫しています。

みずみずしくて、ほどよい甘みと酸味をもつ二十世紀梨、樹齢100年を超える樹が、今もたわわに梨を実らせています。そんな貴重な西村農園の梨をシロップ漬けにした「秋芳の梨　百年の樹」。和梨の缶詰はめずらしいです。そのまま食べるのも良し、ケーキなどお菓子づくりに使うも良しのデザートです。

みずみずしくて、ほどよい甘みと酸味をもつ二十世紀梨。100歳を超える梨畑からとれる実を使用。果肉を残し食感も楽しめる商品です。

梨の厚み・皮と実の比率を考えてカット。甘みと酸味のバランスが良くサクサク食感が楽しめる。

大きな寒暖差と肥沃な土壌が育てた
芳醇な大玉梨。

秋芳梨生産
販売協同組合
（JA山口県）

永嶺克博さん

大きな実を付けてくれると
苦労も報われます。

人工授粉が欠かせない梨ですが、花の開花時期は3日ほど。その時期は目の回るような忙しさですが、大きな実を付けてくれると、その苦労も報われますね。

みずみずしくシャリシャリとした心地よい食感に、酸味と甘さの程よいバランス。清涼感漂う黄緑色の実が美しい二十世紀梨の中でも、秋芳梨生産販売協同組合で栽培された物に「秋芳梨」の名が付けられる。秋芳町で二十世紀梨の栽培が始まって100年以上。その当時に植えられた木が残っており、現在もたわわに梨を実らせているという。「秋吉台は盆地特有の寒暖差の大きい気候や、カルシウムを豊富に含む土地が梨栽培に最適です。また、梨の順調な成長のために、日当たりをよくするための剪定や1つを大きく育てるための間引きなど日々の手入れも重要ですね」と永嶺さん。大玉で贈答用に使われることも多い。全国に誇れる一級プランドだ。