山の裾野に広がる広大な農園。周囲には民家や田畑も少ない。「農薬などの環境に悪影響を与える物質の飛来を避けるために、あえてこの場所を選びました。この地域では珍しいカルシウム分の少ない水が湧いたのも大きかったですね」と話すのは園主の有道さん。いずれも安心して口にできる美味しい農作物を届けたいという一途な思いからだ。ブルーベリーは直径13mm以上の果実のみを「みね紫」として出荷し、さらに20mm以上の大粒は「美祢の雫」の名が付けられる。収穫時期は5月中旬～8月いっぱいまでで、6月～8月にはブルーベリー狩りも楽しめる。また「RICO」は、8年掛けて復活させた日本では希少な”粉質系”トマト。昔懐かしい味とコクの深さで、トマト嫌いの人もこれなら食べる！と評判だ。